歯からの警告
2018年11月3日
皆さん、こんにちは。
クマザワデンタルクリニックの落合です^^
皆さんは詰めもの、被せものが外れた経験はありますか?
食事中や歯磨き中にぽろっと…
なぜぴったり付けたはずの詰めもの、被せものが外れてしまったのでしょう?
原因を探ってみましょう!
原因①
【接着剤の劣化】
銀歯と歯をくっつけるのにセメント(接着剤)を使います。
くっつけるだけでなく、銀歯と歯の境目を埋める役割もしています。
このセメントが劣化して隙間ができることで、食事や歯ぎしり、食いしばりのでぽろっととれてしまうわけです。
原因②
【虫歯の再発】
原因①【接着剤の劣化】が始まってから、すぐに取れて再度くっつけることができればいいのですが、セメントが少し取れたくらいではなかなか詰めもの、被せものは外れません。
微々たる隙間が空くことで、虫歯菌が入り込み、銀歯の中でも虫歯を広げています!
結果、治療したはずの歯がまた虫歯になり、パズルのピーズが合わなくなった状態です。
大きな隙間ができるほど、取れやすくなります。
虫歯の再発で取れてしまった時は歯からの危険信号!
虫歯はかなり進行しているでしょう…
原因③
【歯ぎしり】
わざと意識的に歯ぎしりをしている時のキリキリ…
寝ている時無意識の歯ぎしり、ギリギリギリ…
力のかかり方がまるで違います!!
人の噛む力は大人で約60kg。
一晩中歯ぎしり、食いしばりを続けていたら擦れ合う歯はかなりのダメージを受けます。
当然のこと詰めもの、被せものもズレたり外れやすくなっていきます。
銀歯の寿命は5、6年と言われていますが、銀歯そのものは歯よりも強度がありもっと長く使っている方もいらっしゃると思います。
問題はセメント劣化から始まる虫歯の再発。
歯ぎしり、食いしばりで自分の歯が欠けて銀歯との境目ができることも。
再治療を繰り返すほど、歯の寿命は短くなっていきます。
もし劣化が始まっていても、自覚症状がなければ自分では気づけません。
そんな理由からも定期検診やクリーニングをオススメしています!
こちら、ある患者さん。
約3年前に銀歯をしたそうですが、今回やり替えのため銀歯を外してみると…
真っ黒…!!!
ご本人は痛みや違和感などの自覚症状はまったくありませんでした。
銀歯はレントゲンで撮影しても真っ白に映るため、虫歯が進行していても分かりません。
痛みがなくても古い詰めもの、被せものは予防のために一度外してあげるのもいいかもしれませんね。
他院で定期クリーニングに行っていたけど、銀歯の交換は言われてない、違和感を感じることがある方は是非お越しください。
厳しい目でチェックしていきます!
それが歯を少しでも長く使い続ける鍵になります。
医療法人E&Y KUMAZAWA DENTAL CLINIC 横浜あざみ野
(クマザワデンタルクリニック横浜あざみ野)
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審美セラミック治療、徹底的な歯周病治療、難易度の高いインプラント治療、ホワイトニング、親知らずの抜歯、など様々な治療に対応しております。
渋谷区恵比寿に医療法人E&Y KUMAZAWA DENTAL CLINIC恵比寿
(クマザワデンタルクリニック恵比寿)
院長 髙橋英明
歯科医師 服部善明
歯科医師 大江真莉子
歯科医師 浦田由記
理事長 熊澤亮人